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送り出し

写真サービスへアップロードする写真だけを、1つのフォルダ(送り出しフォルダ)に置く機能です。このページでは、概要、仕組み、使い始める手順を説明します。

バージョン  0.3 最終更新  2026-10-07

1概要

写真サービスの中には、登録したフォルダの中身を丸ごとアップロードするものがあります。そのままライブラリのフォルダを登録すると、RAW ファイルや動画、連写の似たコマまでアップロードされます。

送り出し機能を使うと、pictkura は取り込んだ写真のうち、アップロードの対象とするものだけを送り出しフォルダに置きます。写真サービスには、ライブラリのフォルダではなく送り出しフォルダを登録します。

Google フォトを使う場合:Web ページ(photos.google.com)の「フォルダをバックアップ」がこの形です。RAW や動画だけを除く設定はありません。

  • RAW と JPEG の組は、JPEG だけを置きます
  • 連写は、1コマだけを置きます(設定「連写を1枚に重ねる」がオンのとき)
  • RAW だけのカットと動画は、設定で置くかどうかを選べます

2仕組み

SD カードから取り込んだ写真がライブラリに入り、そのうちアップロードの対象だけが送り出しフォルダに置かれ、写真サービスがそれをアップロードする流れ SD カード カメラ・スマホ 取り込み ライブラリ(原本) IMG_0001.JPG IMG_0002.CR3 + .JPG IMG_0003.CR3(RAW だけ) 連写 12 コマ MOV_0004.MP4 送り出しフォルダ IMG_0001.JPG IMG_0002.JPG IMG_0003.jpg * 連写の1コマ (動画は設定で) JPEG だけ 1枚 写真 サービス * RAW だけのカットは、設定で「埋め込み JPEG を置く」を選んだとき (カメラが RAW に入れている表示用の絵)
図1 取り込みからアップロードまで。写真サービスは送り出しフォルダの中身だけをアップロードします。

ハードリンクによる配置

送り出しフォルダの写真はコピーではなく、ライブラリの写真と同じファイルに付けた別の名前(ハードリンク)です。

  • ディスクの空き容量は減りません(埋め込み JPEG は別のファイルとして作るため、その分を使います)
  • 送り出しフォルダから除外しても、ライブラリの写真は削除されません
  • ハードリンクは同じドライブの中にしか作れないため、送り出しフォルダは写真のあるドライブごとに1つ作られます

pictkura は写真サービスと通信しません。 アップロードは写真サービスが行います。

Google フォトを使う場合:アップロードは Google フォトの Web ページ(photos.google.com)が行うため、ブラウザでそのページを開いているときだけ進みます。

3使い始める

  1. pictkura の設定を開き、「送り出し」で「取り込んだ写真を送り出しフォルダにも置く」をオンにします。送り出しフォルダが作られ、その場所が表示されます。
    設定の「送り出し」で「取り込んだ写真を送り出しフォルダにも置く」をオンにし、送り出しフォルダの場所が表示されているところ
  2. 写真サービスに、手順1の送り出しフォルダを登録します。Google フォトを使う場合:ブラウザで photos.google.com を開き、「+」→「フォルダをバックアップ」で登録します(図2)。
    Google フォトの Web ページで、右上の+から「フォルダをバックアップ」を選び、送り出しフォルダを指定する模式図 photos.google.com + アルバム 共有アルバム … フォルダをバックアップ pictkura-outgoing 送り出しフォルダを選ぶ
    図2 Google フォトでの登録(画面のイメージ。実際の画面は Google フォトの版によって異なります)
  3. 写真を取り込みます。取り込みが終わると、置いた件数が「送り出しに N 件」と表示されます。

4送り出しフォルダに置かれるもの

取り込んだファイル送り出しフォルダへの配置
JPEG・HEIC など置きます
RAW と JPEG の組JPEG だけを置きます
RAW だけのカット設定で「置かない」(既定)または「埋め込み JPEG を置く」を選びます
連写撮り始めの1コマだけを置きます(設定「連写を1枚に重ねる」がオンのとき)。あとで ⚑ を付けたコマも追加されます(同じ連写のコマが送り出しに置いてあるとき)
動画設定「動画も置く」に従います(既定はオン)
OneDrive の中の写真既定では置きません。置くと、OneDrive でその写真を「オンラインのみ」にできなくなります

5追加と除外

追加する: 取り込み済みの写真を送り出しフォルダに追加するには、一覧で写真を選択し、選択バーの「送り出しへ」を押します。写真の右クリックメニューからも追加できます。カレンダーでは、月の見出しを右クリックして、月または年の単位で追加できます。

一覧で写真を選び、選択バーの「送り出しへ」を押すところ

確認と除外: 左の「送り出し」を押すと、送り出しフォルダに置いた写真が一覧に表示されます。除外するには、写真を選択して「送り出しから外す」を押します。

左の「送り出し」の一覧で1枚を選び、選択バーに「送り出しから外す」が出ているところ

6補足

アップロード済みの写真

送り出しフォルダから除外した場合も、pictkura で写真をゴミ箱へ移した場合も、写真サービスにアップロード済みの写真には触りません。Google フォトを使う場合:Google フォトからは削除されません。

ディスクの使用量

写真はハードリンクで置くため、使用量は増えません。埋め込み JPEG を置く場合は、その分を使います。

使用できるドライブ

NTFS・APFS など、ハードリンクを作成できるドライブで使用できます。exFAT・FAT(USB メモリや SD カードに多い形式)のドライブには、送り出しフォルダを作れません。

ほかのバックアップとの併用

NAS や Amazon Photos などで写真をバックアップしている場合は、送り出しフォルダを、それらが対象にしているフォルダの外に置いてください。中に置くと、同じ写真が重複してバックアップされます。

送り出しフォルダを作れない場所や、写真を削除したときの動作は、マニュアルの「9. 送り出し」を参照してください。

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